webセキュリティとは?効果的な対策方法をご紹介

2020.01.12

Webセキュリティ

How-to-web-security

公的機関や企業などの組織だけでなく、個人の方も情報を発信する時代になりました。

 

誰でも気軽に情報を発信することができるようになった反面、webセキュリティ対策をしていない方も意外に多いのが現状です。

 

webセキュリティとはなにか。また、情報を発信したり、サービスを提供する側として知っておくべき事柄についてご説明します。

目次

1.WEBセキュリティとは

現在、サイバー攻撃は増加傾向にあります。
サイバー攻撃とは、個人情報を盗み取ろうとしたり、攻撃対象者を困らせるようとWEBサイト等を攻撃することです。
WEBサイトに一時的にアクセスできなくなってしまう現象が多々ありますが、単にアクセスが集中しているのが原因の時もありますが、第三者が意図的にWEBサイトに負荷をかけて閲覧できないようにさせてしまうこともあります。

WEBセキュリティとはそういった脅威から被害を受けないために対策することを意味しています。

2.WEBセキュリティは情報を発信する場合に必須

「サービスと言っても小規模だから大丈夫」と安易に考えている方も少なくないですが、情報を発信したり、サービスを提供する側であればwebセキュリティ対策は必須な事柄です。

 

第三者によるサイバー攻撃は企業や公的機関だけでなく、サービスを利用しているお客様を狙っているものも非常に多いです。

2-1.個人サイトに悪質なプログラムを仕込まれる場合も

例えば、個人の趣味のwebページのサイトを運営したとします。個人情報を取り扱っている訳でもなければ、著作権や肖像権が関係するような、サイトを運営する方に被害が及ばないイメージもありますね。

 

しかし、趣味のサイトであるにも関わらず、悪意のある第三者によってサイバー攻撃を受けて、悪質なプログラムやウィルスをダウンロードさせてしまう仕組みに改ざんされたらどうなるでしょうか。

 

2-2.情報を受け取るエンドユーザーに迷惑や被害が出る

同じ趣味を持つ個人ユーザーがサイトを閲覧し、悪質なプログラムやウィルスをダウンロードしてしまうと、そのユーザーのパソコンはウィルスに感染し、個人情報が流出してしまう可能性もあります。

 

もちろん、サイトを改ざんされているので、運営側も被害者ではありますが、ユーザーにとっては「サイトを閲覧したから情報が流出してしまった。セキュリティ対策をしていないサイト運営者が悪い」と思いますので、最悪の場合損害賠償等の対応をしなければならない可能性もあります。

 

このことからも個人・組織問わず、webセキュリティへの対策、意識を持つことは必須であることがわかります。

3.webセキュリティ対策をしないとどうなるか

では、webセキュリティ対策をしないことで、どのような被害が起こりうるのか見てみましょう。

 

3-1.サイバー攻撃を受け情報漏えいやサイト改ざんの恐れ

脆弱性があるままサービスを運営したり、悪意のある第三者によってサイバー攻撃を受けてしまうと管理権限のあるIDとパスワードを奪われ、本来のアクセスや編集、削除の出来ないデータを悪用されてしまいます。

 

3-2.企業や公式サービスだと被害が大きくなる可能性がある

WEBサイト閲覧者は企業は公式ページを信頼している方も多く、ドメイン上のデータを怪しむこと無く閲覧します。

個人情報を提供することで便利なサービスを受ける場合であれば、取り扱う情報量も多くなり、流出や漏洩した時に多大な被害が出る可能性もあるのです。

企業や公的機関は一般ユーザーからのアクセスも多いので、もし悪質なウィルスが仕込まれた場合、とてつもない規模で感染する可能性も高まります。

 

3-3.SNSアカウントの乗っ取りや成りすましによる被害

個人や組織の公式のSNSアカウントが乗っ取られた場合、誤った情報だけでなく、成りすましによる嘘の情報を発信されてしまう恐れもあります。

 

これはSNSを提供するサービスがサイバー攻撃を受けるのではなく、個人や組織のメールアドレスやパスワードの情報が盗まれた場合に起こる二次的な被害でもあります。

 

3-4.間接的に二次被害を引き起こす可能性も高い

悪質なウィルスをばら撒いてしまうことで、個人のスマホなどにある連絡先などが流出してしまう可能性などの二次的な被害が出る可能性もあります。

 

個人情報が流出した場合にメールアドレスや電話番号などが含まれていれば、個人であるエンドユーザーに悪質な勧誘や騙しの手口によって被害が出る恐れもあります。

4.webセキュリティ対策として抑えておくべきこと

webセキュリティ対策を怠ることで様々な被害が出てしまうことをお伝えしました。

 

次に個人や組織を含めて、webセキュリティ対策として抑えておくべきことについてお話します。

4-1.個人情報や機密データやファイルの取扱い

サイバー攻撃を受けるのはサイトやサービスのサーバーだけではありません。
パソコンやスマートフォン、タブレットなども攻撃を受ける可能性もあります。

個人の方でれば大切なデータはオンラインではなく、オフラインで保存するようにしたり、組織などであれば社内ネットワークのみ、または外部からアクセスできない領域に保存することも大切です。

 

同様にサービスやサイトを運営する上でオンラインで必要となる情報についても、不正なアクセスができないようにする仕組みや暗号化、またはデータベースに攻撃されないよう対策を練っておくことも重要となります。

 

4-2.ウィルス対策やシステムを最新の状態にすること

webセキュリティの基本ですが、システムのアップデートやウィルス対策を確実に最新のものにしておくことです。

 

脆弱性があるまま放置してしまうと、悪意のある第三者からの自動的、システム的な攻撃を受けた時に防御できないまま攻撃を受け入れてしまうことに繋がるからです。

 

4-3.自衛するための知識や経験を増やす

webセキュリティを意識することで自衛する気持ちを高めて、情報を奪われたり、悪用されないようにすることは非常に大切です。

 

例えば、スマートフォンのアプリにウィルスが仕込まれているという情報があれば、すぐに削除するだけでなく初期化することを検討したり、個人や組織問わず怪しいメールやメッセージなどを安易に開いたり、返信しないようにすること。

 

サイバー攻撃はシステム的に攻撃をするだけでなく、文章などで言葉巧みに心理的不安を煽ったり、騙して情報を奪おうと来るからです

 

極端な話とすれば、インターネットで繋がってる悪意のある第三者から、いつでも、どこでも攻撃を受ける可能性があることを忘れないで欲しいということですね。

まとめ

今回はwebセキュリティについて、また被害やどのような対策をするべきか簡単にご説明しました。

 

webセキュリティへの対策は個人や組織の形が自分を守る為に、必要であることが伝わったのではないでしょうか。

 

また、自分が被害者ではなく、加害者として他の方に迷惑を掛けてしまうこと。サーバーやパソコンに対しての攻撃だけでなく、メールやメッセージによって直接騙されたり、被害を受けたりする可能性もあるということ。

 

自分は騙されないと思っている方、自分は被害に会わないだろうと考えている方ほど、悪意のある第三者からの攻撃を受けた時に被害に遭いやすいことも覚えておきましょう。

 

常日頃からwebの情報に耳を傾け、どんな手口があるのか、自分の所持するパソコンやスマートフォンは最新の状態なのか、少しずつ意識することも大切です。

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webセキュリティ対策としておススメなのが「WAF」の導入です。

WAFには色々なものがありますが、その中でもクラウド型WAFであれば、コストや手間も少なくセキュリティ対策することができます。

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WAFを選定する時には、サポート体制や導入実績なども重視して、自社に最適なものを選びましょう。

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サイバーセキュリティ クラウド型WAF 攻撃遮断くん Web Application Firewall
https://www.shadan-kun.com/

 
(2018/5/22 執筆、2020/1/12 修正・加筆)

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