クラウド環境に必要不可欠はWebセキィリティ対策の最新トレンドは?

2019.09.26

Webセキュリティ

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昨今、クラウドサービスが普及したことで、クラウド環境を利用してWebサービスを提供する企業が多くなりました。

クラウドサービスの利用には、インフラ調達が不要、高いスケーラビリティ、従量課金といったメリットがあります。

このように、導入期間の短縮や初期費用が抑えられるというメリットの他、インフラ管理が不要といった大きなメリットがあります。

しかし、クラウド型サービスを利用している環境では従来のセキュリティ対策では不十分であることをご存知でしょうか?

今回はクラウド環境におけるWebセキュリティ対策についてご紹介します。

目次

クラウド環境では、従来型WAF製品では対応できない?

Webサービスのセキュリティ強化にはWAFの導入が有効ですが、クラウド環境では従来のアプライアンス型やソフトウェア型のWAFが導入できないという問題があります。

アプライアンス型WAFは、対象となるサーバと同じ環境内に物理的な機器を設置することで対策します。

しかし、クラウド環境に物理的な機器は設置できないためアプライアンス製品を導入することはできません。
また、ホスト型WAFは、クラウド環境上で導入するためのシステム要件を整えることが困難である場合があります。
こうした理由から、従来型WAFでクラウド環境のセキュリティ対策をすることは困難となっています。クラウド環境のセキュリティ対策には、同じくクラウド環境のWAFが理想的となります。

低価格、管理不要で導入できるクラウド型WAFが主流

通常のWAFではクラウド環境でのセキュリティ対策が困難であることから、クラウド環境に特化したクラウド型WAFが開発されています。
クラウド型WAFは、対象となる環境がクラウド環境やオンプレミス環境でもDNS設定を変更するだけで導入可能です。

解約時もDNS設定を変更するだけですぐにサービスを解除することができます。

また、あらゆるシステム構成・ネットワーク構成にも対応しており、システム構成をかえることなく導入・解除することが可能です。導入までの期間が短くすむのも特徴です。

最短で申込から3日程度での導入が可能となっています。サービスを停止せずに導入することができるのも特徴です。

さらにクラウド型WAFは、インフラ調達や専任の技術者による運用が不要なため、初期費用・運用費用が抑えられます。

 

このようなクラウド型WAFのメリットと、クラウド環境を利用するケースが増えていることから、現在では簡単に導入できるクラウド型WAFが主流となっています。

AWS WAFは運用が大変?

クラウドサービスの一つであるAWS(Amazon Web Service)では、AWS環境で利用可能な「AWS WAF」が提供されています。
ウェブACL(Access Control List)単位+リクエスト単位での課金のため、アプライアンスを導入するより比較的安価に導入できます。また、導入にあたりインフラ調達は不要です。

しかし、AWS WAFの導入にはベンダが提供しているクラウド型WAFと違い初期設定・運用作業が必要です。これらの作業やシグネチャのカスタマイズ等はユーザー側で対応する必要があるため、アプライアンス型やホスト型と同じくらいの運用負荷があると考えられます。(また、AWS WAFの利用はCloudFrontの利用が必要となります。)

クラウド環境へも導入できる「攻撃遮断くん」

クラウド型WAF「攻撃遮断くん」は、WebサイトやWebサーバへのあらゆるサイバー攻撃を防ぐWebセキュリティサービスです。

DNS設定を変更するだけの「Webセキュリティタイプ」と、サーバへエージェントプログラムをインストールする「サーバタイプ」の2種類があり、どちらもクラウド環境へ導入可能なWAFです。

導入に関する手間も少なく、申し込みをすれば最短1営業日でクラウド型WAF「攻撃遮断くん」を利用することができます。

また、アプライアンス型やAWS WAFなどとは異なり、導入の際の面倒な設定やシグネチャの更新は一切不要です。

「攻撃遮断くん」は、運用負荷の大きい従来のWAFとはことなり、一切運用不要で高セキュリティを実現します。

まとめ

今後さらにクラウド環境への移行が進んでいくなかで、セキュリティ対策は企業にとって大きな課題です。

最近発生した仮想通貨での不正送金のようにセキュリティ対策が不十分だと、単に情報を漏洩してしまいそれによる損失を被るだけでなく、企業としての信用を失いかねません。

「今までにサイバー攻撃を受けたことがないから大丈夫」、「中小企業だから大丈夫」と考える企業のWebサイトは危険な状況下にあると言えます。

一度でもサイバー攻撃を受けて社会の信用を失ってしまうと、信頼回復のために膨大な費用と労力が必要になってしまいます。

そのようなことにならないようにセキュリティ対策は必須です。

セキュリティ対策の中で低価格でありながら運用不要なクラウド型WAFは、セキュリティ対策の課題を解決する有効な選択肢の一つではないでしょうか。
クラウド環境でWebサービスを提供している企業は、是非クラウド型WAFを検討してみてください。

クラウド型WAF「攻撃遮断くん」の詳細資料は、こちらからダウンロード頂けます。
 

サイバーセキュリティ クラウド型WAF 攻撃遮断くん Web Application Firewall
https://www.shadan-kun.com/

 

(2017/8/21 執筆、2019/9/26修正・加筆)

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