AWSのセキュリティ対策で絶対にやっておくべきこと

2020.02.27

Webセキュリティ

AWSのセキュリティ対策で絶対にやっておくべきこと AWS-security-measures

Amazonというと大半の人がECサイトを思い浮かべるのではないでしょうか?世界的に活躍するAmazonは、個人だけでなく企業にとっても便利なサービスを提供しています。今回はAmazonが提供するAWS(Amazon Web Service)について紹介します。

目次

1.AmazonのサービスAWSとは?

Amazonが提供するAWSはクラウド型コンピューティングサービスで、従来のように、ハードの導入や管理は不要です。
インターネット上で利用できるクラウドサービスのため、初期費用や運用リソースを抑えることができます。また、AWSの利用料金は、月額制ではなく使用した分を利用料金として支払う仕組みとなっています。このように運用管理面や費用面から、今まで使用していたサーバ、AWSへ移行するという企業も少なくありません。

3.これだけは必須!AWS設定のポイントを紹介!

まずは使い方に困らないように、必要最低限のセキュリティ対策をオススメします。最低限のサイバー攻撃やサイバー犯罪に対応できる設定をし、後からカスタマイズを加えていきましょう。

 

なりすましを防ぐ多要素認証(二段階認証)

どんなセキュリティ対策を行っていてもIDやパスワードの不正使用による「なりすまし」のリスクが存在します。このようなリスクへの対策として多要素認証がオススメです。多要素認証はログインを2段階にすることで、IDやパスワードを利用しただけではログインできないようにする設定です。ログインに手間を感じる方もいますが、不正ログインによる被害を考えると、最低限対策したいセキュリティです。

ロールを用いて内部強化

セキュリティ対策は外部だけでなく内部の対策も重要です。セキュリティの内部強化を狙うのであれば、ロールが良いかもしれません。
アカウントごとに、どの領域まで操作ができるか権限を設定することです。例えば、閲覧権限、編集権限、管理権限のように設定することで、誰もが情報の削除や編集をすることができないようにし、情報を守ります。

3.AWSで気を付けたいこと

AWSを利用する際には運用面に注意しましょう。
・AWSの特徴は、サービスや設備の提供に特化しており、運用方法やトラブル発生時の対応はサービスに入っていませんので、事前情報を集めるようにしましょう。
・コストを抑えられる反面、使用方法には注意が必要です。気づかないうちに料金が高額になっていたということがないようにしましょう。

4.環境に合わせてAWSを導入していこう

今回はAmazonが供するインターネットサービス「AWS」について紹介しました。AWSはメリットが多くオリジナル性が高いサービスです。ご自身の環境に合わせて上手に利用することで、コストや人材面などの課題解決を目指してみてはいかがでしょうか。

 

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AWSのWebセキュリティまとめ AWS環境の セキュリティ対策 Web Application Firewall

(2018/4/10 執筆、2020/2/27修正・加筆)

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