不正アクセスとは

2020.02.12

セキュリティ対策

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インターネットの普及が進み、パソコンやスマホは身近なものとして多くの人に活用されています。しかし、インターネットは手軽に利用できる反面、きちんと対策をしないと「不正アクセス」の被害に遭う可能性があるため、注意が必要です。不正アクセスとは、一体どのようなものなのでしょうか。この記事では、不正アクセスの概要や対策方法について紹介します。

目次

そもそも不正アクセスとは?被害に遭うとどうなるのか

そもそも不正アクセスとはどのようなものなのか、基本的な知識について確認していきましょう。

不正アクセスとは

不正アクセスとは、アクセスの権限を持っていない人物が、第三者の情報やサーバーなどに勝手にアクセスすることをいいます。一般的にはなりすまし行為や不正侵入などの行為が不正アクセスとして扱われます。

どのような人が被害に遭うのか

インターネットにつながっているスマホやパソコンなどの端末を持つ人であれば、誰でも不正アクセスの被害に遭う可能性があります。ニュースなどで不正アクセスという単語を見ても「自分とは関係がない」と思ってしまう人も多いものです。しかし、実際には誰しも被害に遭うリスクがあるため、日頃から細心の注意を払う必要があります。

不正アクセスの被害にあうとどうなる?

実際に不正アクセスをされてしまった場合、どのような被害が出るのでしょうか。主な被害には、以下の3つが挙げられます。

1つ目は使っているスマホやパソコンなどの「端末自体にトラブルが起きる」という被害です。パソコンを使っているときに英語のメッセージが表示され、閉じるという選択をしてもウィンドウが閉じない、また端末が勝手に再起動を繰り返してしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。このように、スマホやパソコンの動作が不安定になったり、なかには動きが完全に停止してしまったりする危険性もあるため、注意が必要です。

2つ目は「個人情報の流出」です。スマホやパソコンなどの端末に自分の住所や氏名、またクレジットカードの情報や何らかのID・パスワードなどの情報が入っている人も多いでしょう。このような個人情報が不正アクセスによって盗み見られたり、漏洩したりするおそれがあります。IDやパスワードを他人に知られると、金銭を盗み取られることもあるため注意しましょう。特に、ネットバンキングなどを利用している場合は、不正アクセスをされないように気を付ける必要があります。

3つ目は「踏み台にされる」という被害です。不正アクセスをされると、自分が使っているパソコンを踏み台にされるリスクがあります。すると、迷惑メールを送信するなど、第三者への攻撃や犯罪行為などに利用される可能性が生じるのです。自分が犯罪行為の加害者になってしまうおそれがあるため、注意しましょう。

不正アクセスの被害に遭っているのかどうかチェックする方法

普段からインターネットを使用している場合、「自分も不正アクセスの被害に遭っているかもしれない」と不安になる人もいるでしょう。不正アクセスは自身でも気付かないうちに被害に遭っている可能性があります。そのため、日頃から被害に遭っていないかどうか、きちんとチェックを行うことが肝心です。不正被害に遭っているのかどうかチェックする方法には、以下の2つが挙げられます。

ログイン履歴をチェックする

不正アクセス被害として多くみられるのが、SNSなどの「アカウントの乗っ取り」です。自分が知らない間にアカウントが乗っ取られてしまい、勝手にパスワードを変更されたり、自身が望まない情報を世界中に発信されたりすることがあります。このような乗っ取り被害に遭っていないかどうかを確認するためには、「ログイン履歴」をチェックすることが効果的です。自分がよく使っているSNSにそれぞれログインして、過去の履歴をチェックしましょう。身に覚えのないログイン履歴があった場合は、要注意です。不正アクセスの可能性があるため、対策を施すことが重要になります。

セキュリティソフトを使う

不正アクセスの手口として目立つのが「マルウェア感染」です。マルウェアは派手なアクションを起こさず、密かに活動して個人情報を盗むものが多い傾向にあります。そのため、マルウェアに感染していても、なかなか持ち主が気付かないケースが多いことが特徴です。このようなマルウェアに感染していないかどうかを調べるには、「セキュリティソフトを活用する」という方法があります。セキュリティソフトを使うとマルウェア感染の有無やそのほかの脅威について調べることができ、便利です。また、セキュリティ面でのリスクを検知し、どうすれば良いのかアドバイスをしてくれるソフトもあります。定期的にセキュリティソフトを使って脅威のチェックを行うことで、防犯性を高められるでしょう。

不正アクセスの被害に遭わないための対策法

不正アクセスの被害に遭わないためには、きちんと対策法を知っておくことが肝心です。主な対策法には、以下のようなものが挙げられます。

Wi-Fiのアクセス制限をしっかりと設定する

Wi-Fiは電波で通信を行います。自宅内だけのつもりでも、外まで電波が飛んでいることもあるのです。きちんとアクセス制限をしていないと、この電波を外で第三者がキャッチし、そのネットワークに不正アクセスされるおそれがあります。そのため、自宅でWi-Fiを使う際は、きちんとアクセス制限の設定をしておくことが肝心です。第三者の侵入を許さないように設定しておきましょう。

不特定多数の人が使う端末には個人情報を入力しない

インターネットカフェなどには、使用料を支払えば誰でも使えるパソコンなどが設置されています。このような端末に個人情報を入力すると、周りから内容を盗み見られたり、その情報の履歴が残ってしまったりするリスクがあるため、注意が必要です。誰でも利用できるパソコンには、自分の住所やパスワードなどの情報を入力しないようにしましょう。

定期的にOSの更新を行う

パソコンに搭載されているOSを長期間更新していない場合、その古いシステムの弱点を狙って、不正アクセスされてしまう可能性があります。不正アクセスを防止するためにも、OSの最新情報をきちんと確認し、必要に応じて定期的に更新を行うようにしましょう。

他人にIDやパスワードを教えない

インターネットで買い物をしたり、サイトへの登録をしたりするときに、IDやパスワードなどを設定するケースが多くみられます。このIDやパスワードを他人に教えてしまうと、勝手にアクセスされてしまうなど、なりすまし被害に遭う危険性が高まります。これらの情報は自分だけがわかるようにしっかりと管理しておくようにしましょう。また、IDやパスワードを忘れないように紙などに書いておく場合は、人目に触れない場所で保管しておく必要があります。会社のデスク上に紙を放置するなどの行為は、避けるようにしましょう。

セキュリティ機能を活用する

パソコンの使い方がよくわかっておらず、ファイアウォールなどのセキュリティ機能をきちんと活用できていない人もいます。このような機能をうまく活用できていないとパソコンが無防備な状態になり、不正アクセスなどの脅威にさらされる危険性があるため、注意が必要です。セキュリティ機能を有効活用すると、不正アクセスやウイルスなどの侵入防止に役立てられるため、きちんと知識を身に付けましょう。

しっかりと対策を行い不正アクセスを防ごう!

インターネット利用者にとって、不正アクセスは大きな脅威といえます。万が一、被害に遭うと個人情報を盗まれたり、金銭的なトラブルに巻き込まれたりする可能性があるため、注意が必要です。Wi-Fiのアクセス権限の設定、誰でも利用できるパソコンには個人情報を入力しないなどのポイントを意識することが大切です。また、OSの更新・パスワード管理・セキュリティシステムの活用などの対策を行い、不正アクセスを予防しましょう。