Fintechに求められる金融のセキュリティ対策

2020.03.20

Webセキュリティ

仮想通貨取引所のセキュリティリスクとは?仮想通貨の人気や注目度に応じて、仮想通貨関連のサイバー攻撃も急増している Security-risk-of-virtual-currency-exchange

最近の経済に関する書籍や、投資家のコメントなどで「Fintech」という言葉を目にすることが増えました。金融に関することで重要な言葉「Fintech」と「セキュリティ対策」について紹介します。

目次

1.そもそもFintechってどんな意味?

Fintechは、本来は存在している言葉ではありません。二つの英単語を組み合わせて造語にしたIT用語になります。金融を指す「ファイナンス(Finance)」と、技術を示す「テクノロジー(technology)」のミックスです。簡単に表現すると金融技術、金融テクノロジーという意味になります。
Fintechは、企業の経理担当や会計担当だけにとどまらず、個人の金融活動全般でも用いられており、仮想通貨やオンライン決済サービスにもFintechが用いられています。

2.なぜFintechが現在の生活に求められるのか

インターネットやスマートフォンなどの普及、アプリの定着により、場所を問わず作業を簡単に行うことができるようになりました。中には、専門スキルがないと作業できない会計や経理の仕事もできるようになりました。

2-1.Fintechで資産管理ができるように

Fintechの具体例として、資産管理サービスがあります。これまでは会計士や経理担当にお願いしていた作業もアプリ一つで可能になりました。例えばクラウド会計サービスでは、いろいろな端末から収入や支払いを簡単に記録することができます。確定申告・消費税申告に対応しているため日頃のデータを決算処理するだけで即座に必要書類が揃います。

3.身の回りにあるFintechサービスとは

Fintechサービスには、主に金融や生活に関するものが多くあります。そのほかのFintechサービスにはどのようなものがあるでしょうか。
身の回りにあるFintechサービスについて紹介します。一度は目にしたことがある「あのサービス」がFintechサービスということも珍しくありません。それくらい私たちの生活に浸透します。

3-1.会計・経理サービスを行うFintech

「freee」や「MFクラウド」といった会計・経理サービスを使用している方も多くいると思います。両サービスは現代に誕生したFintechサービスの一つです。従来であれば安くはない会計サービスを月額払い、かつ低価格で利用することができます。

3-2.支払いの決済や送金もFintechで可能

これまで支払いや送金をする際には、クレジットカードや銀行通帳など必要でした。Fintechが普及するようになり、クレジットカードや現金がなくても支払いや送金が可能になりました。

3-3.投資や資産運用・仮想通貨が簡単に!

Fintechの特徴として、人工AIが取り入れられているものもあります。過去のデータを分析し、アドバイザー的なサービスを提供してくれます。「Wealth Navi 」や「THEO」などが代表的サービスではないでしょうか。他にも利用者が多い仮想通貨に対しても、Fintechの影響は小さくありません。実際には存在していないキャッシュが、資産運用に用いられています。

4.メリットが多いFintechにはセキュリティ必須

Fintechではセキュリティに気を付ける必要があります。セキュリティ必須と警鐘を鳴らされているFintechのポイントについて紹介します。

4-1.なりすまし犯罪による被害額が大きい

Fintechサービスの殆どは、ID やパスワードでログインできるものです。情報を盗まれてしまうと、悪用されて「なりすまし」の被害にあるリスクがあります。実際に、「なりすまし」による身に覚えのない高額支払いの請求をうけたという被害例も少なくありません。

5.Fintechにおすすめのセキュリティ対策とは

サイバー攻撃によるリスクが付きまとうインターネットサービスは、セキュリティ対策をし過ぎるということはありません。常に非常事態に備えるくらいの意識が求められます。Fintechサービスを利用する方は、どのようなことに気を付けるべきでしょうか。

 

ユーザー側の対策としてシンプルかつ有効な方法といえば、IDやパスワードの管理を厳重にすることです。自分自身の個人情報を守るためにも、他のサービスと同じID やパスワードの使いまわしは避けるようにしましょう。
サービスを提供側であれば、WAFを活用するという方法がおすすめです。Webアプリケーションの脆弱性を悪用したサイバー攻撃を防ぐことできるセキュリティです。個人情報の管理と、技術的な備え両方に気を付けることでリスクを格段に抑えることができます。

6.Fintech時代だからこそセキュリティを万全に

今回はFintechについてご紹介しました。Fintech はこれからもどんどん普及していくでしょう。ちょっとした攻撃で被害を受けるリスクがあるため、セキュリティには十分に気を付けることが大切です。

7.おすすめのクラウド型WAF

WAFを選定する時には、サポート体制や導入実績なども重視して、自社に最適なものを選びましょう。

クラウド型WAFも選択肢が多いですが、導入しやすいものとしておすすめするものに「攻撃遮断くん」があります。

システム変更不要のため最短翌営業日で導入でき、ユーザー側での運用は一切必要ないため低価格かつ簡単に高セキュリティを実現できます。

「攻撃遮断くん」の詳細資料は、こちらからダウンロード頂けます。

 

サイバーセキュリティ クラウド型WAF 攻撃遮断くん Web Application Firewall
https://www.shadan-kun.com/

 
(2018/3/23 執筆、2020/3/20修正・加筆)

  • 国内商用Webサイトが受けやすいサイバー攻撃とは?|サイバー攻撃の統計データから傾向を読み解く|今すぐ無料で資料をダウンロード
  • 御社のセキュリティ対策は本当に大丈夫ですか?約80%の企業が対策不足と言われています。Webセキュリティをいますぐ確認!3つのチェックポイント。今すぐ無料で資料ダウンロード

この記事と一緒に読まれています