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    2016年12月16日

    ニュースリリース

    クラウド型WAFの構築・運用支援サービス「誰でもWAF プラットフォーム」の提供を開始いたしました。

株式会社サイバーセキュリティクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役:大野 暉、以下「サイバーセキュリティクラウド」)は、当社が提供するクラウド型WAF「攻擊遮断くん」のシステムを導入・開発・第三者への販売が可能な技術支援サービス「誰でも遮断くんAMI」をリニューアルし、「誰でもWAFプラットフォーム」として提供を開始いたします。「誰でもWAFプラットフォーム」はクラウド型WAFの構築・運用支援サービスとなります。
また、第一弾の採用企業として、NHN テコラス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:加藤 雅樹、以下「 NHN テコラス」)が提供する「エクスクラウド」 WordPressホスティングサービスへの技術提供を実施しております。

■サービス提供開始の背景
昨今、サイバー攻撃によるセキュリティ被害が重大化し、サイバーセキュリティ対策のニーズが高まっております。サイバー攻撃が巧妙化するにつれて、セキュリティプラットフォームのオープン化を行うなど、各企業・各業界と連携してサイバーセキュリティサービスを展開し、対策の取り組みを広げていく必要があります。
また、NHN テコラス社の「エクスクラウド」 WordPressホスティングサービスへ技術提供を行った背景として、WordPressの拡張性の高さが狙われており、サイバー攻撃の対象になりやすいと言った理由があります。併せて、お客様からの要望に “WordPressのセキュリティ対策” が多く挙げられていました。
こうした課題に対して「誰でもWAFプラットフォーム」を利用することにより、お客様へ追加費用をいただくことなくWAFの提供が可能となりました。

■「誰でもWAF プラットフォーム」とは


「誰でもWAF プラットフォーム」は、クラウド型WAFの構築・運用支援サービスとなり、インフラ構築支援やシグネチャ提供、WAFの運用サポートから構成されるオープンセキュリティプラットフォームです。”インフラ構築支援” ”AMIインフラ構築支援” のいずれかの方法でインフラを構築し、当社が提供するシグネチャ(有料)と接続した段階でサイバー攻撃の検知・遮断が開始されます。また、運用開始後のサポートも行います。
「誰でもWAFプラットフォーム」は、自社でクラウド型WAFを導入・開発したい企業や、第三者へのサービス提供を行いたい企業へ、ワンストップでWAF提供の仕組みを構築するサービスです。

選べる2タイプのインフラ構築支援
(1)インフラ構築支援
当社が持つクラウド型WAFの技術・運用ノウハウの提供により、インフラ構築支援を無料で実施します。自社でインフラを構築し、クラウド型WAFの導入や、第三者への提供を始めたい方へ最適な内容です。

(2)AMIインフラ構築支援
アマゾンウェブサービス(AWS)上にセキュリティプラットフォームを公開しており、AMIを通してワンクリックで設定プログラムをコピーすることが可能です。プログラムには二重認証やCDNなどの新機能を追加し、オリジナルのセキュリティサービスとして提供することが可能です。

■世界中、全てのWebサイトへWAFを導入
当社は「誰でもWAFプラットフォーム」により、WAFを導入・開発・販売したい企業へ、高品質なWAFを素早く・低価格で扱えるようにし、世界中のWebサイトへWAFの導入を推進してまいります。
本サービスの展開により、クラウドに集まる提携企業へのアクセスログ情報を集約し、ビックデータ化・AIへの活用を図り、新しい価値の創出や当社セキュリティサービスのクオリティ、ユーザビリティ向上につなげていきます。

<サービス概要>
■サービス名:誰でもWAFプラットフォーム
■技術提供内容
(1)インフラ構築
・インフラ構築支援:無料
・AMIインフラ構築支援:無料
(2)シグネチャ提供
・費用:初期費用30,000円 月額費用100,000円 ※課金単位5000万リクエスト毎
(3)運用サポート
・ドキュメント提供:無料
・運用サポート:無料
■サービスページ:https://www.shadan-kun.com/service/waf-platform/